2018年ビール用コーンスターチに関する質問状

2018年7月11日

アサヒビール株式会社
オリオンビール株式会社
キリンビール株式会社
サッポロビール株式会社

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠啓祐

 

ビール用コーンスターチに関する公開質問状

 私たちは、遺伝子組み換え食品の安全性に対して疑問を持ち、できるだけ遺伝子組み換え食品を避けたいと考えている生産者や消費者で組織する市民団体です。

 消費者庁は2017年度、遺伝子組み換え表示の見直しを検討してきました。その結果、「すべての食品に遺伝子組み換え表示を」という私たちの希望はかないませんでした。私たちは、これからも、表示を求める活動と共に、安心できる食品を提供するメーカーを支持する活動を行っていきます

 貴社には、2008年来、ビール用コーンスターチに関する公開質問状をお送りし、「ビールに遺伝子組み換えコーンスターチを使用する予定はありません」とご回答いただいております。

 非遺伝子組み換えコーンスターチの使用を堅持する貴社の姿勢に敬意を払いつつ、改めてビール用コーンスターチに関する貴社の取り組みやお考えを伺いたく、以下質問させていただきます。お忙しいところ恐れ入りますが、7月27日までにご回答いただけますようお願い申し上げます。

1、2008年来、貴社からは「ビールに遺伝子組み換えコーンスターチは使用しない」とご回答いただいておりますが、現在も遺伝子組み換えコーンスターチをビールに使用していませんか。使用し始めたということであればいつからですか。

2、現在も遺伝子組み換えコーンスターチを使っていない場合、この方針は今後も堅持する予定ですか。堅持する理由も併せてお答えください。

3、もし、使う予定がある場合、いつからですか。

4、使う予定がある場合、消費者が選択できるように、遺伝子組み換えトウモロコシを原料とするコーンスターチである旨を表示する予定はありますか。もし表示しないとすると、それはなぜですか。

以上