再質問状に対してホクレンから回答

2020年4月14日付の再質問状に対して、ホクレン農業協同組合連合会から回答がありました。前回同様、こちらの質問項目に答えてはいただけませんでしたが、再質問状送付後に開催された地区代表者会議で、大豆収穫直前にグリホサート剤を使用しない旨を決定した旨の回答でした(回答には「落葉終期~14日前」に不使用と書かれていますが、収穫までの間は元々使用されないと電話で伺っています)。詳しい経緯はわかりませんが、私たちの声が届いたものとして歓迎します。

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ホ  農  雑  号
令和2年4月27日

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン御中
特定非営利活動法人日本消費者連盟御中

ホクレン農業協同組合連合会
農産部 雑穀課

公開再質問状への回答について

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日ごろ弊会の農産事業につきましては、格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。さて、4月14日付け 「大豆への収穫前グリホサート使用中止を求める要望と使用に関する公開再質問状」を頂戴しておりますので、改めて当課より下記のとおり回答させていただきます。何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

敬具

弊会で取り扱うすべての農産物については、いずれも農薬取締法の登録内容を遵守し、適正な使用に基づき生産されております。今般、令和2年4月21日開催の北海道農協畑作・青果対策本部委員会(北海道における農業協同組合の畑作関連地区代表者会議)において、大豆栽培における収穫前グリホサート剤への対応について次のとおり決定されております。

JAグループ北海道では、グリホサート剤の「落葉終期~14日前」での使用は、品質低下ならびに適用外となるケースもあることから使用を控えることとし、令和2年産以降、上記登録内容で使用した場合、 JAの大豆共計では取り扱わないこととする。

 以上

大豆への収穫前グリホサート使用中止を求める要望と使用に関する公開再質問状

 

再質問状に対してホクレンから回答” に対して3件のコメントがあります。

  1. ピンバック: その2
  2. 濱田雅子 より:

    お疲れ様です。
    遺伝子組み換え食事を出来るだけ避けたいと考えています。国産大豆にもポストハーベストでグリホサートがかけられているというのを聞き調べていたら、このサイトを見つけました。
    結局、国産大豆にグリホサートが使用された形跡はあるものの、今後使用しないということでしょうか?

  3. hara より:

    ホクレンさんからは、使わない旨の回答をいただきました。しかし、他都府県のJAは使用している可能性があるので、情報を集めて要請していきます。

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