厚労省にゲノム編集に関する意見交換を申し入れ

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと日本消費者連盟は、厚生労働省にゲノム編集食品に関する意見交換の場の設定を申し入れました。


2020日消連第13号
2020年8月3日

厚生労働省 医薬・生活衛生局
食品基準審査課 新開発食品保健対策室 御中

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠 啓祐
特定非営利活動法人日本消費者連盟
共同代表 大野 和興
共同代表 纐纈美千世

ゲノム編集食品に関する意見交換のお願い

 私たちは、食の安全を求めて取り組んでいる消費者団体・市民団体です。

ゲノム編集食品の流通が可能になってから10カ月が過ぎようとしています。貴省のホームページを拝見する限り未だ届け出はないようですが、今年5月13日にゲノム編集コオロギを使った「コオロギせんべい」の発売が報じられ、消費者の間に不安が広がりました。これについては誤報だったとわかりましたが、その後、都内のラーメン店でゲノム編集コオロギが使用されているとの情報も寄せられました。店員が使用を積極的に認めていたため、当会から改めて確認したところ否定する回答がありましたが、それが事実かどうか確認することはできません。何よりこれは届け出義務がないことが原因です。他のゲノム編集食品が水面下で開発され、流通している可能性もあります。昨年9月と今年1月に私たちが開催したゲノム編集食品の規制と表示を求める署名の提出院内学習会で提出した計44万7725人分の署名は、こうした不安な状況を予期して集まったものです。

米国ではすでにゲノム編集作物の栽培・流通が始まっており、当該作物を原料とした食品がいつ輸入されてもおかしくない状況です。1月の署名提出院内学習会では、貴省担当者からすでに届け出にあたっての相談が複数寄せられていると伺いましたが、それから半年以上経つにもかかわらず未だに届け出がないことも不思議に思っています。

そこで、私たちは貴省との意見交換の場を要望します。新型コロナウイルスが流行し続けておりますので、小人数での面談で結構です。直接お会いすることが難しいようでしたら、オンライン会議でも厭いませんので、ご対応をお願いします。現時点でお聞きしたい主な点は以下の通りです。お忙しいところ恐れ入りますが、8月14日までにご返事いただけますようお願いいたします。

1、ゲノム編集食品の届け出相談状況はどうなっていますか。

2、内外の研究開発状況を把握していますか。

3、ゲノム編集コオロギについて、どのように把握していますか。

4、市中での無届け流通の監視をしていますか。

5、水際でゲノム編集食品の無届け輸入の監視をしていますか。

以上

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